エルサルバドルで作られた注目の品種「パカマラ」のウォッシュト精製
きれいな酸と甘みの調和がとれた上品な味わい
中米の小国エルサルバドル。首都サンサルバドルから西に約50km進むと、イラマテペック火山(エルサルバドル最高峰)がそびえ立っており、その西側から連なる山脈の中央付近でシベリア農園が営まれています。農園名のシベリアは、農園付近の標高が高く気候が涼しいことから名付けられたそうです。
パカマラはエルサルバドル国立コーヒー研究所でパカスとマラゴジペの交配により開発され、シベリア農園は素晴らしいパカマラを作る農園として注目してきました。又パカマラを栽培している区画は農園のなかでも急峻な地形で、強風が吹きつける厳しい環境下にありますが、品種の特性として大地へしっかりと根を張ることやシェードツリーをうまく活用することで、そのような環境でもしっかりと成長しています。
シベリア農園のパカマラのウォッシュトは、クリアで透明感のある酸に加え甘みもあり双方がバランスよく調和しています。そして何といってもカップのクリーンさはエルサルバドルのなかでも最高峰の水準を誇ります。
農園主:ラファエル・エンリケ・シルバ・ホフ氏
所在:サンタ・アナ県チャルチュアパ
標高:平均1500m
品種:パカマラ
精製:ウォッシュト